① 中高一貫校の中1・中2・中3・高1の4学年の場合

まだ学校が新規事項の導入を行っているため、個別授業でもその進度をベースに授業を行います。適正時間は1教科週1時間です。基本的に1時間あれば学校の1週分は進めます。進めないようであれば講師に問題があるか、よほど既習内容に難があるかのいずれかです。

1時間受講するとちょうど頭はいっぱいになり、翌日復習をしないとヤバイという状況になるはずです。個別講座を1時間受講しても頭をつかっていないなら、授業の密度が薄いことが考えられます。2時間受講するのでなく1時間受講して翌日に1時間復習が良いでしょう。

保護者の方が「単に長時間あずけたい」というような意向であれば、Lは向いていません。やる気のある生徒は長い時間ただ拘束されるよりも、効率的に成績をあげたい、と思っているからです。

 

② 中高一貫校の高2以上の学年の場合

適正時間は個々に異なります。1時間のままが良い生徒もいます。過年度分の復習が1時間必要な生徒もいます。入試問題レベルを1時間追加できる生徒もいます。

また1日のうちに連続2時間なのか、2日にわけて1時間づつが合っているかは生徒の状況によります。この学年になると、時間を増すことは効果的です。